ひろｃｙです。
今から15年ほど前の話し。
当時私は社長に就任したばかりでした。
私の中での社長像は最前線で難局に立ち向かっていく猪突猛進型の人物だったんです。
ところが、私は臆病な質でじっくりと物事を考えてからでないと前に進めないタイプでした。そのことが私の最大のコンプレックスでもありました。
皆が『頼りないリーダー』だと私を見ている、そんな気さえしていました。
そんな悩みを抱えているときに出会った本がコチラなんです。
『夏草の賦』 司馬遼太郎
戦国時代に四国の覇者となった長宗我部元親の人生を描いた作品です。
当時、南海の虎と恐れられた長宗我部元親、さぞかし勇猛果敢な人物だと思いきや、実は思慮深い人物であったことが描かれています。
元親いわく、『人の上に立つ人物は臆病者でないといけない。臆病だからこそ頭を使うのだ』というエピソードが出てきます。
元親自身も戦が怖くて仕方がなかったといいます。だから必ず勝てると確信が持てるまで策を練り、戦に挑んだとあります。
衝撃的でした。
私が抱いていた『臆病であること』というコンプレックスが、実は私の最大の長所であることに気付いた瞬間でした。
この本のおかげで、今の自分があると本当に感謝しています。
道に迷った時は本を読みましょう！
暇を見つけては本を読みましょう！
テレビを見ている暇があれば本を読みましょう！
先人の知恵がたっぷり詰まった本を読み続けましょう！
きっと人生が好転するはずです。
練習14週目の動画をアップしました。
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